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診療報酬改定 業界団体悲喜こもごも、参院選へ影響も(産経新聞)

 平成22年度の診療報酬全体の改定率が0・19%増と、10年ぶりの引き上げになったことを受け、日本医師会(日医)など関係団体は24日、見解を発表した。改定率の内訳をみると、民主党と良好な関係を築いている団体と、そうでない団体とでは、引き上げ幅に強弱があり、来夏の参院選に向け、従来の自民党支持から民主党支持へ方針転換する団体も出てきそうだ。

 次期診療報酬改定で2・09%の大幅増となったのは歯科の報酬で、日本歯科医師会(日歯)の大久保満男会長は同日の会見で、「新政権の英断を大きく評価する。100点満点で80点だ」と笑顔をみせた。

 日歯は、8月の衆院選直後から民主党との接触を強め、来夏の参院選比例代表では、組織内候補を自民党から擁立する当初方針を白紙に戻している。厚労省の政務三役の一人は「民主党を一生懸命応援してくれる団体に診療報酬を付けるのは当然だ」と説明する。

 一方、冷や飯を食わされた格好なのが日医。会員の中心的存在である開業医が、外来診療で受け取る報酬の引き上げ幅は、わずか0・31%とされた。唐沢祥人(よしひと)会長名で「大きく失望し、憤りすら覚える」と怒りのコメントを発表したほどだ。

 ただ、地方からは、次期参院選をめぐり、自民党現職の組織内候補の西島英利氏を支持していることが、改定率に影響したと指摘する声も出ており、今後、日医内で西島氏の取り扱いが大きな焦点となりそうだ。

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